皆さま、こんにちは!
税理士法人ティームズの鵜川です。
朝夕の涼やかな秋風が心地よい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先日、ツーリング熱が冷めてきているツーリンググループのメンバー数人で、京都と滋賀の境目にあるキャンプ場でバーベキューをしてきました。
綺麗な川がウリのキャンプ場で、とても静かで心地のよい場所です。
日が落ちると長袖一枚では寒いくらいの気候だったので、バーベキュー後はコンロを焚き火台代わりにして、皆で火を囲んで団欒しました。
その際に資産運用についての話題が出てきたので、今回はその話をしようと思います。
お金儲けの話ではないので、悪しからず・・・。
皆さんは「資産運用」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?
不動産投資、株式、投資信託、FX、仮想通貨・・・様々なものがありますが、運用方法によって税金の計算方法が異なってきます。
基本的なことからおさらいしますと、個人の税金を計算する際は
「事業所得」・「不動産所得」・「利子所得」・「配当所得」・「給与所得」・「雑所得」・「一時所得」・「譲渡所得」・「山林所得」・「退職所得」
の10種類に分けられます。
通常、不動産投資は「不動産所得」・株式や投資信託は「配当所得」と「譲渡所得」・FXは「雑所得(分離課税)」・仮想通貨は「雑所得(総合課税)」となります。
“分離課税”と“総合課税”という言葉が出てきましたが、これらの違いを簡単に説明すると他の所得と合算するかどうかです。
分離課税・・・他の所得と合算せず、所得ごとに決められた税率によって所得税と住民税を計算(株式やFXの場合は所得税15.315%、住民税5%)。
総合課税・・・他の所得と合算し、累進課税(5.105%~45.945%)によって所得税を計算。住民税は10%。
例えば年収600万円のサラリーマン(共働き・高校生の子供1人)の場合・・・
- 資産運用なし
所得税:17万円(税率10.21%)
住民税:27万円(税率10%)
- 株式で年間200万円の利益
所得税:17万円(税率10.21%)+30万円(分離・税率15.315%)=47万円
住民税:27万円(税率10%)+10万円(分離・税率5%)=37万円
- 仮想通貨で年間200万円の利益
所得税:50万円(税率20.42%)
住民税:47万円(税率10%)
という概算になります。
2と3の結果を見比べると分かりますが、同じ200万円の利益を得たとしても運用方法によって税金がかなり変わってきます。
資産運用する際は税金のことも考えながら実施すると、他の人とは違った景色が見えるかもしれません。
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