#相続税
-

【2025年相続税】生前に立替えた生活費・医療費は債務控除できる?
税理士
中西 灯
相続税の申告でよくあるご質問が、「生前に家族が生活費や医療費を立て替えたけど、相続税の債務控除になりますか?」というものです。 実はこの問題、結論から言うと 「立替えた相続人が扶養義務者かどうか」で取扱いが大きく変わるため注意が必要です。 この記事では、相続実務でよくあるケースを例に、債務控除の可否をわかりやすく解説します。 ■ 結論:扶養義務者が立替えた生活費や医療費
-

「おひとりさま」の相続、財産は誰が受け取る?国に没収されないための終活ガイド
鵜川 洋介
最近、「生涯未婚率の上昇」や「単身世帯の増加」といったニュースをよく目にします。自分らしい生き方を選択する「おひとりさま」は、もはや特別な存在ではありません。 仕事や趣味に打ち込み、ご自身が懸命に築いてきた大切な財産。ふと、「もし自分に万一のことがあったら、この財産はどうなるのだろう?」と考えたことはありませんか? 実は、何の対策もしないままだと、ご自身の財産が意図し
-

【2025年相続税】PayPay脱税はバレない?相続税にも影響はある?
太田 篤弘
PayPayで報酬を受け取るとどうなる? 最近SNSで「PayPay脱税」という言葉を目にしました。 よくよく調べると報酬をPayPayで受け取ることにより、その分は捕捉されないので申告しなくて良い等とする内容でした。 ガクッと崩れました。そんなわけはありません。笑 結論、PayPayで受け取っても「申告不要」にはなりません。 銀行口
-

【2025年相続】認知症になる前にしておくべき相続対策とは?
税理士
藤井 拓哉
「親が認知症になったら、相続はどうなるの…?」このようなご相談は、相続の現場で非常に多く寄せられます。 相続は“亡くなってから”考えるものと思われがちですが、認知症になる前の備えこそ、円滑な相続のカギとなります。今回は、税理士の立場から 認知症になる前にやっておくべき相続対策 をわかりやすく解説します。 1.認知症になると相続手続きが進まなくなる 認知症になると、遺産分
-

【2025年相続税】利用が増加!?相続土地国庫帰属制度
税理士
近藤 修
ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。 税理士法人ティームズの近藤です。 10月も中旬となり、やっと涼しくなってきましたね。 さて、本日は相続土地国庫帰属制度についてお話させて頂きます。 相続土地国庫帰属制度とは2023年4月27日から始まった制度で、相続などにより取得した土地を手放して、国庫に帰属させるこ