#役立つ知識
-
一次・二次でここまで違う!相続税はトータルで最適化を
鵜川 洋介
「お父さんが亡くなったけれど、財産は全部お母さんが相続すれば『配偶者の税額軽減』で相続税はゼロになるらしい。よかった!」 こうお考えになった方も多いのではないでしょうか。確かに一次相続(最初の相続)だけを見ると、相続税がゼロになるご家庭も多いです。しかし、相続税を最小限にしたいなら、ぜひ“待った”をかけてください! 実は、多くのご家庭で見落とされがちなのが、「二次相続」の存在
-
使わないともったいない!生命保険の付帯サービスとは?
前嶋 美紀
生命保険の付帯サービスとは、保険商品としての保障以外で、保険契約をすることで契約者が利用できるサービスです。 保険会社が契約者に対して健康や医療・介護・生活などに関する相談、サポートを行うもので、契約者だけでなく被保険者や同居の家族なども利用できる場合もあります。 また、付帯サービスは大きく分けて「無料」と「優待割引」の2種類があります。 このようなサービスを行
-
老老相続で要件が満たせない?2025年問題が“小規模宅地の特例”に突きつける課題
税理士
中西 灯
2025年問題と呼ばれる「団塊世代の全員が75歳以上になる年」を目前に控え、相続税対策を考えるご家庭が急増しています。その中で注目されているのが 「小規模宅地等の特例」。相続財産の評価額を大きく減らせる制度ですが、高齢化社会特有の“老老相続”では、要件を満たせないケースが増えてきています。 本記事では、2025年問題と老老相続が小規模宅地等の特例に与える影響をわかりやすく解説し、今
-
物価上昇で相続税が増える?インフレ時代に知っておきたい相続対策3つのポイント
鵜川 洋介
最近スーパーでの買い物やガソリン代など、身の回りのあらゆるものの値段が上がっていると感じませんか? この「インフレーション(インフレ)」は私たちの家計に直接影響を与えますが、実は大切な資産を次の世代へ引き継ぐ「相続」にも大きな影響を及ぼす可能性があることをご存知でしょうか。 「うちは資産家じゃないから相続税は関係ない」と思っている方も、インフレによって状況が変わるかもしれませ
-
約束手形の廃止へ─ついに到来する“脱ハンコ時代”の集大成─
今村 浩子
いよいよ約束手形が廃止に 「約束手形」が長らく支払い手段として活用されてきました。しかしこの度、2026年度末をもって「約束手形の利用を終了」するという大きな転換点が訪れます。 「中小企業への影響は?」「私たちは何を準備すればよいのか?」本記事では、約束手形廃止の今後の実務対応について、わかりやすく解説します。 約束手形とは?あらためて整理 約束手形と