【2025年最新】iDeCo「10年ルール」とは?受取方法・タイミングの工夫で税負担を最小化

#所得税
#役立つ知識
延山 八千恵

延山 八千恵

老後資金としてiDeCoやNISAが注目されますが、手元資金を効率よく確保するには「どう受け取るか」がポイントです。

例:
① 2025年12月にiDeCo受け取り→2030年12月以降に退職金受け取り
 → 退職所得控除をそれぞれフル活用可能

② 2026年1月にiDeCo受け取り→2036年まで待たないと控除をフル活用できない

この改正は、今後65歳以降に退職金を受け取る方が増える見込みに合わせたものです。

受け取り側が工夫できるポイントは以下の2つです。

① 受け取り方の選択
 iDeCoは一時金だけでなく、年金形式での受け取りも可能です。
 年金形式なら退職金との間隔ルールを気にせず、公的年金等控除を利用できます。

② タイミングの調整(調整可能な方のみ)
 一時金で受け取る場合でも、退職金の支給時期を再雇用制度や会社規定に合わせることで、10年ルールの影響を最小化できます。

まずは自分のiDeCo加入状況と退職金支給時期を確認し、出口戦略を練ることが大切です。

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この記事を書いた人

延山 八千恵

延山 八千恵

1月31日生まれ
大阪出身
趣味:音楽鑑賞、ピアノ、美味しいものを食べに行くこと
美味しい海鮮を求めて1人で北海道旅行へいくほど、ご飯が好きです!
頼りがいのある税理士になれるよう、精進致します。