春から一人暮らしする学生や新社会人の方々へ!気をつけておくべき税金の基本とは?

#所得税
#役立つ知識
鵜川 洋介

鵜川 洋介

新生活が始まると、期待と同時に少し不安も出てきますよね。

「親の扶養内でアルバイトするなら、年収をいくらまでに抑えないといけないの?」

「住民税っていつからどうやって払うの?」

そんな不安を解消するために、学校では教えてくれない税金の基本について少しおさらいしたいと思います。

1. 所得税とは

サラリーマンであれば会社からもらうお給料、商売をしていれば稼いだ収入を基にして計算される税金です。

ここでいう”商売”には、中古品の売買や暗号資産の取引なども含まれます。

年末調整と確定申告

収入がお給料だけの場合、会社が所得税を計算して毎月のお給料から差し引いて支給してくれます。

生命保険や地震保険を支払っていたり入社前に国民健康保険などを支払っていた場合は、年末に会社が計算してくれる1年間分の所得税が少し安くなります。(これを「年末調整」と言います。)

商売をしている場合、自分で1年間の所得税を計算して翌年の3月15日までに納めないといけません。(これを「確定申告」と言います。)

サラリーマンであっても副業をしていたり、医療費を支払っていたり、5団体を超えるふるさと納税を行っていれば、確定申告をしないといけません。

所得税の計算

所得税の計算方法は大雑把に言うと

{(収入-経費)-所得控除}×税率

です。収入から各種所得に応じた経費を差し引いて”総所得”を計算し、その後”所得控除”を差し引いたものに税率を掛けて所得税を計算します。

給与所得を計算する時には、収入に応じて一定額の控除(最低55万円)がされます。

結局、年収をいくらまでに抑えればいいの?

上記の所得控除には数種類あり、そのうちの一つに「扶養控除」というものがあります。

これは「総所得が48万円以内である16歳以上の親族」がいれば、適用されるものです。

親が扶養控除の適用を受けるためには、子の総所得が48万円以内でなければいけない・・・ということですね。

つまり、子の収入がお給料だけの場合、上記の55万円+48万円=103万円以内であれば良いということです。

※更に詳しく知りたい!という方はこちらもどうぞ

所得税のしくみ(国税庁)

2. 住民税とは

所得税は国に納める税金ですが、住民税は都道府県や市区町村などの地方へ納める税金です。

基本的な計算方法は所得税と変わりませんが、納税の方法やタイミングが異なってきます。

納税の方法・タイミング

サラリーマンであれば毎月のお給料から天引きされますが、商売をしていれば4回/年に分けて納付書等を使用して自分で納付します。

サラリーマンの場合は前年の所得状況に応じて、6月から天引きされるようになります。

つまり、今年入社した方々は来年の6月から天引きが始まるということです。

社会人1年目になり自由に使えるお金が増えますが、来年からは手取り額が減ることが多くなるので、無駄遣いしないようにしたいですね。

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この記事を書いた人

鵜川 洋介

鵜川 洋介

学生時代は軽音部とヨット部を経験していましたが、趣味はバイクです。
ツーリングやサーキットを走りまわっており、年に何度かレースに出るほどハマっています。
バイクと同じくらいスピーディに対応できるよう、日々精進します!