「得手に帆を上げろ」

みなさん、こんにちは！
税理士法人ティームズの代表をしております、税理士の北井雄大です。

さて先日、とあるイベントにて、WHO執行理事の尾身茂氏の講演を聴く機会に恵まれました。
そうです、みなさんの記憶に新しい新型コロナウイルスの全盛期に毎日メディアに出て現状を説明してくれた、あの尾身会長です。

テレビで拝見する限り、みなさんも尾身会長に対してかなり真面目なイメージをお持ちだと思うのですが、実際、生の講演ではそうではなく、めちゃくちゃよく喋る気の良いおっちゃんというイメージに変わりました。

特に印象に残っているのは、人間誰もが好きなこと（得手）をしているときは疲れにくく体調も崩しにくいそうですが

自分にとって苦手（不得手）なことを続けていると疲れるし体調を崩しやすいそうです。

尾身会長はポリオなどの感染症撲滅に奔走されてきましたが、好きでやっていたので全く疲れを感じずすこぶる健康体だったそうです。

ところが、一医者としてルーティンの仕事をこなしていると体調を崩すそうです。
また、好きなこと（得手）をしているときは、本来の能力以上の力を発揮するとも。

大人のみんなが好きなこと（得手）を仕事に出来るわけではありませんが、そうなることが出来るなら、心身ともに健康で、本来の能力以上の力を発揮できて良いこと尽くめです。

大人も学生も自分の特性を早期に判断して、その道に進むことが自分も周りの人も、みんなにとって良いことに繋がるということを理解することが大切だと教えられた、本当に素晴らしい講演でした。