パリオリンピック開幕!フランスの国旗国歌について

#税金の雑学
穴井 孝昌

穴井 孝昌

皆様こんにちは、税理士法人ティームズの穴井です。

今週からパリオリンピックが始まりますね!
前回の東京オリンピックはコロナのため無観客での開催だったので、今回は盛り上がって欲しいなと思います。

オリンピックと言えば国旗が掲揚され、国歌が流れるものです。
フランスのそれの由来はご存じですか?

フランス国旗はトリコロール(三色旗)ですがその由来は通説ではフランス革命ということです。

左右の青と赤はパリの市旗から来ています(パリの市旗は青と赤の二色なんです)

真ん中の白は当時のフランス王家ブルボン朝の色なのだそうです。

つまりパリの市民がブルボン朝を挟んで圧を掛けている?構図なんですね。

フランス国歌もフランス革命が由来のようです。

ラ・マルセイエーズという題名なのですが、市民や軍隊が王家の住まう宮殿を襲撃したときに口ずさまれていたのだとか。

歌詞も詳細は書きませんが、王様をバッシングする過激なものとなっています。

これだけフランス国旗国歌の源流となったフランス革命ですが、
その発生には税金の問題もありました(ちょっと無理やりっぽいですが税理士事務所ですので…)

フランス革命で処刑されたルイ16世の先代が放蕩で国費を浪費しており、
また当時のフランスは聖職者と貴族には課税されていませんでした。

その分特権階級以外の民衆は十分の一税という重い税を課せられており、非常に生活は苦しかった。
ルイ16世は聖職者と貴族にも課税しようとしましたが、強い抵抗にあい、達成することができませんでした。

民衆の怒りは募り、その結果フランス革命が勃発しました。
国王は軍による弾圧を行わなかったものの、過激化する市民から身を守るため国外逃亡を図ります。
これが市民への裏切りととらえられ、処刑に繋がっていきました。

フランス国歌に「暴君」などの歌詞がある通り、
フランスにとって王を打倒して権利を勝ち取ったことは誇りであり、だから国旗国歌として制定されているのでしょうね。

現代では武力打倒しなくても、選挙にいけば政治を変えられます。
「暴君」かは分かりませんが、不祥事を起こしても開き直っている特権階級に見える人はいますね。
というわけで、皆さん選挙に行きましょう!

また、フランスに負けずオリンピックでは日本選手を応援しましょう!

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この記事を書いた人

穴井 孝昌

穴井 孝昌

昭和54年11月23日大分県中津市生まれ
小学校入学祝いにファミコンをもらって以来のゲーム好き
高校時代登山部部長として県大会3位
司法試験受験歴あり。その中で弁護士の女性(妻)と出会う。
歴史もの(特に日本史)に興味あり。
趣味は野球観戦(オリックス・バファローズ)
見た目(187cm)通り、頼れる担当と認めて頂けるよう頑張ります。