みなさま、こんにちは。
税理士法人ティームズの前嶋です。
気が付くと、大阪万博開催まであと1年をきりました。
大阪シティバスでは、最新のEVバスに乗車する万博関連運転士を募集しているそうです。
また、ボランティアに参加希望の方は今月末が応募期限ですのでご確認を。
さて、公式キャラクタのミャクミャクについて
みなさまはどれくらい正体をご存知でしょうか。
まず、出生は関西の某所の湧水地で
細胞と水が合体して生まれたのだそうです。
赤い部分は細胞で青いことろは清い水、ということはよく知られていますが
人懐こくおっちょこちょいな性格で
特技は虹を見つけること
ダンスやサッカー等もキレッキレにこなす!!
のだとか。
そして、顔にある5つだけではなく、
なんと尻尾にも目が1つあるのです。
視野が広いのはいいですね。
最近は、ますます露出も増えてきました。
偶然会えることを楽しみにしたいと思います。
万博といえば・・・
会場建設費について、
2度目の引き上げが話題になっています。
なんと「当初の想定より1,000億円の増加で、2,300億円程度」だそうです。
資材価格や人件費等の高騰の結果であり、致し方ないのですが
金額があまりにも大きくて心配になってしまいます。
この資材価格や人件費等の高騰、
大阪万博だけではなく、さまざまなところに影響を及ぼしています。
新しく何かを造る場合だけではなく
マンション修繕のための積立金不足の一因にもなっています。
マンションの「修繕計画」に対する「修繕積立金」が
適正に確保できている物件は、30%台だそうです。
また、そもそも確保できているか「不明」の物件もかなりの数にのぼります。
適切な修繕が行われない場合、
劣化を早め、他のマンションと比較して資産価値が下がってしまいます。
ではなぜ、積立不足が生じるのでしょうか?
前述の費用増加以外にも次のような理由が挙げられます。
1.当初の金額設定が低い
これはどちらかというと意図的なものです。
マンションの購入は、多くの人にとって
人生最大ともいえる高額なお買い物。
長年にわたる支出は住宅ローンの返済だけではありません。
管理費、駐車場代、そして修繕積立金の合計で
毎月の支払額を計算することになりますよね。
なので、分譲会社は「買いやすくするために」あえて
修繕積立金を低く設定することがあるのです。
2.値上げが難しい
修繕積立金を値上げするには多くの場合、
区分所有者及び議決権の過半数の賛成が必要です。
特に高経年のマンションは所有者もご高齢のことが多く、
反対意見が多くなり、
結果として積立金不足が解消されないままの状態が続きます。
3.滞納
実に約4割のマンションで修繕積立金の滞納が生じており
こちらも高経年のマンションほど
滞納率も上がっていると推測されています。
この状況を国はどう見ているのでしょうか?
国土交通省ではマンション購入時の検討材料として活用できるよう、
以下のガイドラインを策定しています。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001600153.pdf
そしてさらに今後も具体的な検討を続けるとのことです。
建物と居住者の「2つの老い」による課題は深刻です。
では、わたしたちにできることは何でしょうか?
もう既に所有している方は、
マンションの財政状態・積立状況に関心を持って
不足が懸念される場合は管理会社等と話し合い、
是正することが必要になります。
これから所有者になる方は
購入予定のマンションについて
販売会社が設定している修繕積立金と
上記のガイドラインの目安を比較してみてはいかがでしょうか。
もちろん一件ごとに様々な事情があるため、
その目安に達していないから不適切とは言えないのですが
参考にはなりそうです。
今週もティームズブログをお読みいただき
ありがとうございました。
来週の更新をお楽しみにお待ちください。
友達登録は【こちら】
すごく励みになります。
1日1クリックおねがいします!
↓↓↓↓↓↓↓↓