みなさん、こんにちは!
先日、次女に「誕生日プレゼント何が欲しいん??」って聞いたところ、「任天堂Switch!」との回答が!
「めっちゃ高いやつやーん」とビビりながら家電量販店に行くと、Switchはコロナウイルスの影響で生産中止状態にあり、買えるのは4月以降とのこと。次女は呆然としてましたが、気分を切り替えて安定のリカちゃん人形をチョイスしてました。
そのお値段4,500円ほど。
ほんの一瞬、「コロナウイルスもええとこあ・・・」と思いそうになって踏みとどまった、税理士法人ティームズの北井です。
さて、今回はちゃんと税金のお話をします。
広報委員会の中西委員長から「税務の内容に絞って書いてください。」と釘を刺されたからです(汗)
みなさんご存じの通り、この時期の税理士法人は個人事業者の確定申告作業でてんやわんやです。
収益マンションを保有する顧問先様宅を訪問し色々お話ししていると、こんな会話に発展することがあります。
顧問先様「今年は利益が500万円出そうやから、税金払うの嫌やし500万円かけて別に必要ないけど修繕しようと思ってますねん」
北井「え?なんで必要のない修繕なんかするんですか?」
顧問先様「だって税金払うの嫌やもん。え?これって節税にならへんの??利益500万円のままやったら多額の税金を払わんとあかんけど、修繕費500万円を計上したら利益0円やから税金も0円になるで。節税につながるやん?」
・・・この会話を聞いて、どう思われましたか?節税に繋がってますか??
節税の本質は、できるだけキャッシュアウト(支出)を抑えて安定経営に資することです。
確かに、上記の顧問先様は税金を少なくして、結果的にキャッシュアウトを抑えることが出来そうです。
でも、全体としてのキャッシュアウトはどうでしょう?本当に抑えることが出来るのでしょうか??
仮に税率(所得税+住民税)20%として、検証してみましょう。
≪修繕を行わない場合≫
利益500万円 従って、税金100万円(利益500万円×税率20%)
【キャッシュアウト】
税 金 100万円
修繕費 0円
合 計 100万円
≪500万円をかけて修繕を行う場合≫
利益0円 従って、税金0円
【キャッシュアウト】
税 金 0円
修繕費 500万円
合 計 500万円
いかがですか?
キャッシュアウトは400万円も違いがでますよ。
確かに、修繕を行えば100万円あった税金は0円になり、節税してるようにも思えます。
ただ、先に書いたように節税の本質は、できるだけキャッシュアウト(支出)を抑えて安定経営に資することです。
税金だけ減ったことをもって節税と考えるのではなく、全体のキャッシュアウトで考える必要がありますよね。
もちろん、必要な修繕なら大いにすべきですが、税金を減らすだけが目的の修繕は本末転倒です。
ティームズでは、こうした内容についても親身にご指導差し上げます。
良かれと思って実行した節税策で損しないよう、不明点は税金の専門家に相談しましょう。
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