鬼殺隊とLLP

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みなさんおはようございます!

 

TVアニメ鬼滅の刃の最新版が最終回を終え早くも鬼滅ロスなティームズ盛影です。

しかし!既に続編の放送が決定しています。
物語もいよいよ終盤でどのように最終話まで映像化されるのかも楽しみですね!

盛影予想では以降このような形で映像になるんかなとか思っています。

アニメ→映画→アニメ→映画(2部作)*特に根拠はないのでみなさんの予想があれば教えてください!

 

さてみなさんも1度はアニメや映画のエンドロールなどで「〇〇製作委員会」という文字を目にされているかと思います。

 

民法上ではこの製作委員会は任意組合であり、共同で事業を行う集合体です。建設業等でよく行われているJV(ジョイントベンチャー)が同じようなものとなります。

法人税法では人格のない社団等としてこの製作委員会やJV自体は納税主体とはならず、利益等は出資した各組合員(法人・個人)に帰属します。

ちなみに鬼殺の刃に登場する鬼殺隊は政府非公認組織であり、収益事業も行っていないようなので、

法人税法では任意団体とされ法人税は課税されません。任意団体とは社会人サークルなどがこれにあたります。

 

 

ここで簡単な例で解説させて頂きます。

友人と2人で10万円ずつ出資し共同でビジネスを始めたとします。
このビジネスにより100万円の利益が生まれました。
当初の約束通り、この100万円を出資金額に応じてそれぞれ50万円ずつ受け取りました。
そしてこの2人はそれぞれ50万円の所得があったとして確定申告、納税を行います。(パススルー課税)

 

「会社作らんくても事業できるし、法人税払わんくいいってめちゃお得やん」

 

 

というメリットもございますが、出資した組合員は無限責任を負わなければならないことや、

ビジネスによって生まれた著作権が組合員それぞれに分かれることになるなどのデメリットがございます。

 

 

ここで今回、私がご提案させて頂きたいのは、新しく事業を立ち上げる際の「LLP」という選択肢です。

LLPとは「Limited Liability Partnership

(リミテッド・ライアビリティ・パートナーシップ)」の略で

「有限責任事業組合」という事業体のことです。

構成員全員が無限責任の民法組合の特例として、経済産業省により定義されました。

 

 

これにより出資者は有限責任となり出資者を募りやすくなります。

また株式会社と異なり登記費用も安く設立が容易であること、株式会社などは会社の利益に法人税がかかり、また出資の分配時にも課税される2重課税がなくなる。

LLPで分配した所得を組合員は自己の他の所得と損益通算できるというメリットもございます。

 

 

しかしデメリットもあり、株式会社や合同会社(LLC)と異なり法人格はございません。
また、組合員の所得によっては納税額が株式会社などの形態より高くなる可能性があるなどのデメリットもございます。

少しややこしいお話になってしまいましたが、事業を始められる際の選択肢の1つとして「LLP」もご検討頂ければ幸いです。

 

 

 

ご興味ございましたら是非お気軽にティームズへご相談ください!

 

 

 

 

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