みなさまこんにちは。税理士法人ティームズの安慶名です。
先日、高校時代の野球部仲間から「マスターズ甲子園」参加依頼の連絡がありました。
「マスターズ甲子園」とは元高校球児が予選を勝ち抜き、再び甲子園を目指すという大会でして、
最近ではPL学園の桑田投手も参加するとのことで話題になっておりました。
「ピッチャーが足らんから、元エース、頼むわ!!」
との打診だったのですが、もう10年以上もボール握ってないしなあ・・・
でもちょっとその気やねんけどなあ・・・
ってことで、試しにお遊びで、小学校1年の息子相手に公園で試投してみたところ・・・
野球経験ゼロ、しかも小学校1年の息子に痛打されてしまい・・・
復活することなく引退を決意しました。年には勝てませぬ(泣)
ここ数年、マーケティングにおいて重要視されるようになってきたものに「ブランディング戦略」
というのがあります。ブランディングとは、読んで字のごとく「ブランド」を形作るための様々な
活動を指して使われる言葉です。ブランディングの成功が、集客、販促、PRといったあらゆる局面
において、活動を有利に進めることに寄与することから、各企業相当に力を注いでいると思います。
その中でも私が気になる、そして感心するブランディング戦略を打ち出している企業、それが・・・
「近畿大学!!」
ユニークな広告によりこのブランディング戦略で大成功を収めている企業?(まあ私立大学も企業ですものねえ)なのです。
近畿大学のすごいところは、これらすべての広告を自社で作っているところなのです。
通常ならば、広告代理店に発注するのが一般的なのですが、この近畿大学は広報部が担当されているそうです。
ですから少し粗削りであったりとか、つっこみどころ満載であったりとか、でも顧客(学生やその親御さん)に
受け入れやすい広告になっているのではないでしょうか。
「固定概念」という造語も、正しくは「固定観念」ですが、何かいろんな意味で「ぶっ壊す⇒変えていけるんだ!」
というイメージが沸いてきます。近大マグロが山突き破ってますもんねえ。
「早慶近」て、(笑)(笑)(笑)なところなんですが、でも近大はここ数年志願者数日本一に輝いているですよねえ。
関東以外の大学でこれを達成できるのはすごいことです。
受験の際のペーパレス化に最初に成功したのもこの近畿大学です。
もともとネット出額というのは数々の大学で以前から実施されていたのですが、やはり受験生側の不安
からなかなか広がらなかったそうです。
それをこのような広告戦略とネット出願すると3,000円受験料が安くなるというサービス(さすが関西!!)
により一気に広がりました。しかも、この近大発の「エコ出願」というロゴを無料で他の大学に貸与して
いるそうです。そうすることにより無駄な紙資源の節約が億単位にも達するという、ブランディングに
「環境問題」も取り込むことに成功する、まさにブランディング戦略の鏡のような企業です。
国際学部を新規開設した際の広告がこれ。
近大ボクシング部出身、浪速のロッキーこと赤井英和さんを起用したこの広告。
少子化により志願者数が減少しなかなか大学経営も多難であり、新規学部を開設しても思うように
出願数が伸びない大学が多い中、この国際学部も順調に出願者数が増えているそうです。
現役時代、ボクシングの世界タイトルマッチを近大の体育館で行った赤井選手ならではのインパクト
ですね。しかも・・・
こんなオチですからねえ(笑)
我々ティームズもこの方を中心にブランディング戦略にしっかり力を入れていきます!
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