みなさまこんにちは。
税理士法人ティームズの安慶名です。
この春、我が家の長女長男がそれぞれ小学校、幼稚園を無事卒業、卒園と
いうことで、先日長女の卒業式に行ってきました。
ニュースなんかで見てはいたのですが、最近の小学生は卒業式の衣装に羽織袴を選択する・・・
「女子大生やあるまいし!10年早いわ!」
って思っていたりしたのですが、何のことはない、うちの娘もしっかり羽織袴でした・・・
「よう似合ってるやん♪」 → 超絶親ばか
この衣装だけではなく、我々の時代の卒業式とはいろいろと違うところがあるようで数々驚かされました。
当日の朝、洗面所でひげを剃りながら、
「卒業式かあ。あおーーーげばーーーとおーーーとしーーーやなあ」
って歌ってみたら、娘に「何その歌?」と言われてしまい、
私「え?仰げば尊し歌わないの?じゃあ蛍の光か?」
娘「スーパーの閉店の曲ですやん」
私「え?何々?卒業式で何歌うの?」
娘「いろいろ歌う。全部で5曲くらいやで」
私「え?そんなに歌うの??国歌斉唱も合わせて5曲??」
娘「あ、君が代入れたら6曲」
私「えええ、ミュージカルですやん。」
娘「あ、河内長野の市歌も歌うから7曲や」
私「え?河内長野に市歌なるものがあるの???」
娘「え?知らんの?オリコンチャート3位やで。」
私「うそつけ!」
子供達、全員元気よくこの曲歌えていました・・・ある意味すごい・・・
さて、卒業式はといいますと、卒業生が60名ほどですので、まず一人一人に卒業証書の授与
が行われ、さらには卒業の挨拶も全員が舞台に並んで全員で挨拶なんです。
僕らの時代の卒業式は大阪市内のマンモス校だったこともあり、代表生だけ卒業証書、
代表生が一人でご挨拶、って感じだったので、
卒業生全員が主役です!みたいな演出はなかなか感動ものでした。
Aさん「楽しかった修学旅行。みんなで乗ったジェットコースター。一生の思い出。」
Bくん「小学校生活最後の運動会。一致団結することの大切さを実感できた。」
という感じで、どんどんみんなで大きな声で思い出をかたり、で、一段落でピアノが始まり、
みんなで歌う、そしてまた全員でセリフ、歌う・・・こういう構成なんです。
選曲も嵐の歌があったりとか、現代の卒業式はすごいなあって感心してしまいました。
その全員での挨拶も終盤にさしかかると、特に女子達は感極まって涙する子が続出なんです。
これもですねえ、我々の時代、卒業式終わってから教室で最後のお別れ・・・の段階で「感動の涙」
はあったような気はしますが、式中に涙することなんて全くなかったです。
ある子は涙しながら、ある子は泣くのを必死にこらえながら、それでも大きな声でセリフを続ける子供達
にはもう感動しかなかったです。
Aさん「普段は照れくさくて言えないけれど」
Bくん「産まれてから12年間、優しく見守ってくれたお父さん、お母さん」
Cさん「ほんとうにありがとうございました」
Dくん「まだまだこれかも迷惑いっぱいかけるかもしれないけれど」
Eさん「これからもよろしくお願いします。」
全員「よろしくお願いします。」
大半の親御さん涙腺崩壊・・・・・・
最後の退場の際も、おそらくは我々と同年代の先生の選曲だと思うのですが、
ミスチルの「終わりなき旅」の中、一人一人退場なんです。
号泣しながら退場していく子供達、それを見てまた号泣の親御さん達、
なかなかに感動の卒業式でした。
そんな中、うちの娘はといいますと、全くもって泣くこともなく、笑うこともなく、
無表情のまま何度かのセリフを済ませ、無表情のまま退場していきました・・・
鉄の女・・・
そんな中、ふと横にいる嫁さん、普段は鬼女ですが、こんな時にはやはり他の
親御さん同様に号泣してるんやろなあ・・・・って覗いてみたら・・・・
「無表情」
鉄の女・・・
鉄の女達、おそるべし・・・
さて締めくくりに、昨日突然訪れたこの方の卒業。
分かってはいても喪失感ハンパないですねえ。
長年、我々にたくさんの感動を与えていただいて、ありがとうございました、
そんな気持ちです。
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