今日の気付き

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北井 雄大

代表社員 税理士

北井 雄大

みなさん、こんにちは!

ミナミ道頓堀のラーメン「一蘭」に並んでたら中国語のメニューを渡された、税理士法人ティームズ北井です。

スーツ着て並んでるからどうみても日本人やのに・・・

 

さて先日、カウンター割烹で夕食を食べてた時のこと。

 

板前さんたちが見事な手さばきで料理を創っています。

包丁さばきも、ちょっとした見せ物として売りにしているお店のようです。

 

なぜか私は何か話しかけねばと思い、

「スゴイ包丁さばきですね」

と称賛の言葉を投げかけましたが、

「あぁ、どうもありがとうございます」

と、結構そっけない感じで返ってきました。

 

他のお客さんが、

「包丁の動き早いですねー」

と褒めようが、

「ありがとうございます。」

やはり反応はイマイチ。

 

そこで、私は少し時間をおいてから、

「結構こだわりのありそうな包丁ですね。ひょっとして名のある包丁ですか?」

と、別の角度で褒めると・・・

「いえいえ、そういうわけじゃないんですが、この包丁は修行していたお店を卒業する時に、師匠が贈ってくれたものなんですよ。私の一生の宝です。今でもたまに師匠がこの店に食べに来てくれるから、包丁の手入れが悪かったら怒られますわ(笑)。師匠の包丁はもっとピカピカでっせ。」

と言って、嬉しそうに笑っておられました。

 

なるほど。

 

包丁さばきは毎日褒められてるから、別に嬉しくないんでしょう。

同じ褒めるにしても、その人が褒めてほしいポイントを押さえないと、あまり効果はないものなんですね。

 

ビジネスの世界でも、相手を褒めるのは基本中の基本。

商談の場で、開始3分程度で相手の褒めてほしいポイントを探り当てることが出来れば、商談成功率はグンと上がると言われています。

 

ついでに商談成功率が高い会話の割合をお話しすると、自分2:相手8と言われます。

優秀な営業マンとお話ししていると、話の途中で、「あ、いま自分が8割くらい気分よく喋ってしまってる!」ことに気づきます。

危うく契約しそうになります。

 

褒めるのは大切、どう褒めるかはもっと大切ですね。

どの業界でも通じることだと思うので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。

 

 

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この記事を書いた人

北井 雄大

代表社員 税理士

北井 雄大

昭和46年7月5日生まれ 蟹座
高校時代は坊主頭で甲子園をめざす
大学時代は道頓堀に飛び込んだ経験あり
会計の専門学校で簿記1級の講師もしていました。平成16年税理士登録(登録番号100186)
相続関連など税務セミナー経験多数
激辛帝王、焼酎番長、スイーツ平社員
ゴルフ、野球、スキーなど結構何でもやります。毎朝4時半起床、朝6時半から仕事しています。